【1】ICOとは?

ICOとは、イニシャル・コイン・オファリングの略称で、独自の仮想通貨(トークンと言う)を発行して事業資金を調達することです。企業が「株式」や「社債」を発行して資金調達するのに似ていますが、実施する難易度は格段に違います。事業実績や会計監査、情報公開など厳しい審査がある株式と違い、ICOは独自展開できるので投資家さえ集められれば、資金調達するスピードも金額も圧倒的に有利です。そのため世界中で数千社がICOで資金調達をしています。※中にはスキャム(詐欺)も多いので注意が必要です。

【2】ICOの資金調達力は半端じゃありません。

ICOが株式と違う点はもう一つあります。仮想通貨という世界共通のコインで資金調達する点です。

投資家が購入するトークンの支払いは、ビットコインやイーサリアムで行います。。そのため、世界中の投資家に呼びかけて膨大な資金を集めることが可能となりました。インターネットで告知して世界から投資を募り、資金の「受取」もトークンの「受け渡し」も仮想通貨で行うため煩雑な事務作業が一切ありません。社歴の浅い企業でも数十億という事業資金が簡単に調達できるのです。

【3】ICO実施企業に投資するメリット

投資家が購入するトークン(仮想通貨)は、上場すると流動性が生まれ価値が高まり数十倍~数千倍になる可能性がある。

ICOに投資するのは、ハイリスク&ハイリターンです。事業が失敗すれば価値は無くなるからです。
逆に事業が成功すれば、上場することで流動性が生まれます。株のように投機目的で購入する投資家が増えキャピタルゲインを期待できます。
また上場前に投資すると様々なインセンティブが設定されています。※インセンティブは、ICOを実施する企業により違います。

インセンティブの種類
★アーリーバードボーナス:ICOの期間が経過するごとに販売価格が上昇する仕組み。早く購入する人ほど低いレートで取得できる。
★エアドロップ:購入額に応じて一定の割合で仮想通貨が無料で付与される仕組み。早く購入した人ほど有利な条件で付与される。
★配当:事業によっては利益に応じて配当が支払われるものがあります。
 (例)毎月配当があるREGAIN/毎週配当があるBankeraなど

【4】ICOに参加するための手順

ICOに参加するには事業内容と企業の信頼性を理解する必要があります。その上でICOに参加するための手順を解説します。

一般的なICOの手順

  1. 公式サイトを確認:公式ページで企業の規模や実績など詳しくチェックする。
  2. ホワイトペーパーを確認:事業計画、ロードマップ、資金調達計画などが説明された資料(PDFが多い)
  3. ICO用のアカウント作成:公式ページのICO募集ページからマイアカウントを作る
  4. トークン購入申込:ICOがスタートしたらマイアカウントから購入申込をする
  5. トークン購入代金の支払い:ご自分の使っている取引所から仮想コインで支払う
  6. トークンの受取:支払いが完了するとマイアカウント内のウォレットにトークンが届く
以上の手順でICOの参加は完了です。
マイアカウントに購入したトークンが表示されるだけで、購入を証明するような書類は一切ありません。最初は不安に感じるかも知れませんが、これがICOでは常識のようです。またICO(資金調達)が成功して実際に事業が推進されるとインセンティブや配当がマイアカウントに振り込まれます。

【5】ICO投資についてのご注意

ICOに投資するのは、ハイリスク&ハイリターンです。事業が失敗だけでなくICOの失敗というリスクもあります。

ICOのホワイトペーパーを読んでいるとハードキャップとソフトキャップという言葉が出てきます。
通常、ICOは数回のフェーズに分け行われますが、最初のフェーズにはソフトキャップ(SoftCap)という最低目標が設定されています。
この目標に到達しない場合、ICOは失敗となり募集は中止となります。
この場合は購入費用がマイアカウントに返却される仕組みが一般的です。ホワイトペーパーを読む時は、失敗した時の対応が明記されているか確認することを忘れてはいけません。

★ハードキャップ(HardCap)とは?:資金調達のために発行するトークンの上限数(上限金額)
★ソフトキャップ(SoftCap)とは?:成功と言える最低ラインの目標

ICO投資は『社会情勢によるトークン価値の急落』や『ホワイトペーパー通りにプロジェクトが進まない』などリスクが想定されるため金融庁も注意喚起を行っています。なお、当サイトはICO案件の紹介をしていますが一切の責任は取れませんので、ICO投資をする際は、これらのリスクを考慮して自己責任で行っていただくようお願いいたします。